HOME
男声合唱団ダンディーズ
■賑やかな東部地域センター祭りに参加
■日時 9月5日(日)
■会場 東部地域センター

9月5日、東部地域センター祭りに参加しました。東部地域センター祭りは、どなたが実行委員長をなされているのか大盛況で賑やかでした。ステージとなった講習室には、子供たちが共同制作した巨大な木版画が、側面いっぱいに展示され、会場の雰囲気を盛り上げていました。

赤とんぼ
見上げてごらん夜の星を
なごり雪
小さな空
東京ブギウギ
琵琶湖周航の歌

 以上6曲を、大勢のお客様に迎えられて演奏しました。出演したメンバーが、その感想を書いてくれました。写真と合わせてごらんください。

団員からの感想

「・ウギ」で事なきを得た

酷暑の中の演奏、武藤さんはじめ出演の皆さんお疲れ様でした。
 並び順も決めないで本番、声の通らない僕は一列目に立ちました。
 
1.赤とんぼ。急にお客様が満員になり、落ち着かないうちに歌い出し。ステージ(?)に奥行きがなくてトップとセカンドの声がほとんど聞こえず合ってるかどうか心配。この状態は最後まで続きました。

2.見上げてごらん夜の星を。既に「ダンディーズメール」で申し上げた通り、ニキビ面の坂本九ちゃんの持ち歌。御巣鷹山に墜落した日航機に乗っていて死亡。涙をこらえながら歌いました。

3.なごり雪。当初から大好きな曲。何故かと言えば僕は「乗り物キチガイ」。そして鉄道唱歌の主要部分「汽笛一声新橋を・・・」をベースが歌うのです。
 所で、新橋から横浜まで、日本で最初にモ汽車モが開通したのが明治33年(1900年)、東京駅から出発して御殿場線経由で京都まで開通したのは大正3年(1914年)。多分、大正天皇の即位の儀式が京都御所で行なわれるので、それにあわせたのだと思います。
  なごり雪の原曲は、いつ頃作られたのでしょうか。

4.小さな空。何度も歌って歌いこんだ武満曲。楽譜には色々な書き込みが。メロディーが同じの場合はページを戻さなくても歌えるように歌詞を欄外に書き込んであったり、カラーペンでなぞってあったり。

5.東京ブギウギ。これも何度か歌った高度成長の頂点の時代の曲。ただ、楽譜のKからLまでの、1拍早く出る「ブギ」を何度練習しても自信が持てず、自己防衛のため、Lの最初の「ウギ」から声を出して事なきをえました。

6.琵琶湖周航の歌。旧制三高のボート部の歌ですが、新制の大学に入学した時「学歌」を一度聞いた以外、全ての集まりで必ず歌われるのがこの曲です。この曲の生い立ちは、先ず大正4年に吉田千秋が「ひつじ草」のをメロディーを作り、その2年後に小口太郎が作詞を作ったものです。
  僕が歌い始めた頃はこの「正調」でしたが、加藤登紀子調で一世を風靡しました。皆さんの楽譜に「小口太郎作詞作曲とあるところに(吉田千秋作曲)と書き込みがあると思いますが、これは僕のお願いでした)。
  歌ったのは3番まででしたが、実は4番まで歌いたかったのです。思春期真っ只中の歌には、やはり女ッ気が欲しいのです。4番の歌詞を以下に。
     「瑠璃の花園 珊瑚の島 古い伝えの竹生島
      仏の胸に抱かれて  眠れ乙女子 やすらけく」   以上

ベース 林田 


ピアノ伴奏が入っていつもの合唱に

 昨年の東部地域まつりの「ダンディーズ」の男声合唱を、96才のお袋を連れて聴きに行き、その見事なハーモニーと編曲の素晴らしさに惚れて、入団までしてしまいましたが、今年の東部地域まつりでは、入団者がおられるかなと思いつつ、反省をまじえて当日の感想を述べてみます。

 今年は連年になく猛暑が続き、この日のために皆暑い中を練習に励みましたが、当日の声だしと練習がわずか15分くらいしかなく、また行事の進行が予定より早く進んでいたせいもあり、団員のステージへの登場が非常に慌しく感じました。このため最初の「赤とんぼ」の出だしがはっきりとせず、その思いがアカペラ3曲に影響を与えたようでした。いくらベテラン揃いの合唱団とは言え、年齢を考えるともう少しゆとりを持って準備し、アカペラの場合は特に最初の出だしはピアノでそれぞれのパートの音を確認すべきでしょう。
 私自身は、今年の6月からベースからバリトンに移ってからの始めてのステージで可なり緊張しましたが、ベースで唄ったことがある「なごり雪」からはかなり調子が出てきました。ただもう少し強弱をつけて、他のパートの音を聴いて男声合唱のハーモニーを出したかったなと思いました。
 後半ピアノ伴奏が入り、私の好きな「小さな空」からはいつもの合唱になってきて、「東京ブギウギ」では、会場の人々の嬉しそうな顔が現れ、終了と同時に暖かい拍手を得ました。やはりお祭りとかボランティアには、一斉を風靡した笠置しずこさんのような懐かしい歌手や曲の編曲が受けるのではと思います。私が入団を決めたのも、アンジェラアキの「手紙」の編曲でした。町の合唱団ですから、唄の出来も重要ですが、観衆を楽しませるのも重要だと思います。

 さて、今年の入団者は居られるかな???と思っていますが、どうでしょうか。私も早く新人の枠から脱出したいと願っていますが、現実は難しいようですね。今週9/11(土)には西部地域センターで「秋の足音コンサート」への特別出演があり、今度は愛唱歌が主です。多分音響設備の余り良くない会場だと思いますので、出来るだけ固まって男声合唱の素晴らしいハーモニーを聴かせたいものです。本来なら暗譜でしょうが、私は6曲ともバリトンで唄うステージは始めてですので、今回は譜面を持たせてもらいます。出番の前の1時間半の練習が鍵となるでしょう。よろしくお願いします。

バリトン 小林 


三年目の実行委員長

 10周年記念の東部地域センターまつり、細部ではいろいろと至らないことの多かったセンターまつりでしたが、お蔭さまで盛会裡に終えることが出来ました。特にオープニングの盆踊りと縁日にはあの限られたスペースの広場に約800人の方が参集し、楽しんで頂きました。
 今年も桜井さんには炎天下、大壁画取り付けなど要所を手伝って頂きました。この場をお借りし、あらためて御礼申し上げます。 
 ダンディーズの演奏については、比較的お客様に親しまれる曲を選曲したことが好評のようでした。
他の発表を全て見たわけではありませんが、やはり観客数は今年も抜きんじていたのでは
ないかと思います。東部地域センターを使うことがめっきり減少した昨今ですが、ダンディーズの演奏を楽しみにしていた方が多かったことは事実です。
 私個人としては、またしても出演直前になりあれこれと忘れ物が出て大騒ぎ。皆さんに大変ご迷惑をおかけしました。
  今年で3年続けてのまつり実行委員長を仰せつかったわけですが、そろそろ息が切れて来たのも正直なところです。一介の合唱団員に戻りたくなりました。

トップ 雨宮 

HOME