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男声合唱団ダンディーズ
■男声合唱フェスティバルに参加!
■日時:2009年11月23日(月祝)
■会場:浜離宮朝日ホール
■主催:東京都合唱連盟・朝日新聞社

当日のプログラムより

 11月23日浜離宮朝日ホールにて、男声合唱フェスティバルが開催されました。50団体がステージに上るという大規模なフェスト。当団は2回目の出演。今回は指揮者・ピアニストを入れて24名での参加となりました。これが50団体の中では、多い方。人気投票トップが13名の若い合唱団でしたから、合唱は人数ではないのかも。
 今回の記事には写真がありません。メンバーがダンディーズのMLに寄稿した感想とピアノの中村先生のブログ記事を、それぞれご了解を得てアップさせて頂きました。
代表 石川
ダンディーズ各位どの・中村先生
 本日はお疲れ様でした。出来栄えも良く皆さんも満足されたことと思います。団としてMDが貰えたので家に帰って聞いてみましたが,きれいにまとまって安心して聞くことが出来ました。
 このMDは酒井さんに渡してCDにして貰います。
 最後の人気投票の結果は1位が38番の[獅子16]で7票2位が4票で5チーム[香港日本男声合唱団][BelleEquipe] [ChorWafna] [メンネルコール広友会][中央大学音楽研究会] でした。4票以下のチームは近日中に発表される予定です。
 さて,次のステージは12月13日の西武沿線男声合唱団交歓会です。また,今日のように楽しく歌いましょう。
ベース 小林
 昨日の男声フェスタお疲れ様でした。前日の尾上さんによる暗譜の特訓で、安心して唄うことが出来ました。感謝です。リハーサルでの「スワン」の最後の駄目だしでの音符ののばしも確認出来ましたし、「Ombra・・」も情景をあらわすことが出来たかどうかわかりませんが、強弱をつけて唄えたように感じました。昼の築地の寿司も効果があったとのではと自負しています。
 終って烏山に所属していた混声の連中が6人も有料で聴きにきてくれましたが、大変良かったと握手され、男声合唱の素晴らしさを讃えてくれました。
 10月に入団以来、10/18の市民文化祭、11/23の男声フェスタと月1ペースで新曲を唄わせて頂き感謝しています。現在眼の調子が悪く、楽譜が読みにくい状態のため、他の所属している混声は休団していますが、ダンディーズは皆様音とりも確かで魅力もあり、自分にとって励みにもなりますので、皆様のご迷惑にならないよう続けようと思っています。12/13の西武沿線男声や12/17の福祉センターボランティアにも参加しますので、よろしくお願いします
セカンド いさわ
1、男声フェストには、暗譜統一方式に違和感を抱きながらも参加できなんとかかんとか役割をはたすことができたようで安堵・幹事役に感謝一杯です。
2、演奏後に10団体を聴きました。最近は他の演奏会を聴く機会が減少気味でしたので、参考になりました。感想としては、立派なホールなのに未だ戦後の体育館気分を脱却できずやたらどなる・がなる・ひなる団体、ハーモニー第一なはずなのに喉自慢・ソロ気分に酔い独り目立ちたがり屋が鼻についたこと、ミスマッチな選曲の例など。
 「他山の石」として、研鑽してまいりたく、ご指導乞う。
トップ 雨宮
 お疲れ様でした。
 先ず以って、大遅刻をしてしまい、石川代表、武藤さんはじめ皆さんに変ご心配をお掛けしてしまったこと、あらためてお詫び申し上げます。
 やはり息が上がり、「白鳥」のラストは厳しかったですが、正直申して、折笠さんがついている!と思うだけでも、安心感があり助かりました。
 唯、練習時からすると、他パートを聴きながらという点では不足気味でした。もう少しアンサンブルを味わいながら歌えればと思います。
 トータル的には落着いて歌えた感じです。
 その後、後半25番目から聴きましたが、井の中の蛙をあらためて思い知らされた思いです。
 新しく入団され、ステージに立たれた方々も多かったと思いますが、いろいろと良い経験をされたと思います。
ダンディーズのハーモニーがますます充実一途となりますよう。
ベース 林田
 合宿での武藤さんの録音テープを毎日聞き、前日の尾上さんの特訓のおかげもあって、本番は気持ちよく暗譜で歌えました。ダンディーズ最高のステージだったと思います。武藤さん初め、石川団長、メンバーの皆さんに感謝感謝です。

 聴きに来てくれた妻(=女声コーラス歴30年、ピアノも弾ける)と馬場那岐子先生 (=僕の娘2人をピアノで生計を立てるまで育てて頂いた恩人)は、口を揃えて「今までのダンディーズのステージで最高の出来。さらにピアノ伴奏も最高でした」とほめてくれました。皆さんにお伝えします。

 さて、空白の7年間で男声合唱も随分変貌していました。数人のものから、立ち台に あふれる大人数、そして舞台中を所狭しと動き回るエンタメ派、アトラクショングループ 等々、どなたかのメールのように「井の中の蛙」だったと僕も思い知らされました。
 しかし、時流におもねず、東海林太郎バリの直立不動の男声合唱団で通すのも平均年齢から見て、希少価値でいいのではないか、と思います。
 久し振りのフェスト出演、来年も出演したいものですネ。
トップ 柘植
 今回のダンディーズの男声フェストのステージで特筆されるのは何と言っても「暗譜」であった。
 ダンディーズは、「暗譜」に余りこだわらない事を基本姿勢としてきたから、殆ど初めての挑戦で、口に出さないまでも誰しも不安があった。
 結果は、良かった。
 私の実感であるが、楽譜を持たないと、指揮に頼らざるを得ない。頼るものは指揮と伴奏しかない。当然、集中力が生まれる。
 合唱に於いて「暗譜」が奨励されるのは、このことに尽きるのではなかろうか。
 指揮に神経を集中し、指揮を頼るほかないから、指揮者の指示が徹底する。楽譜を見ていては揃うことが難しい出のタイミングも、ピタッと統一される。
 合唱の美しさの重要な一つに統率美がある。それは「暗譜」であることが大きな要件となる。

 「ウィキペディア」によると「合唱の分野では低学年でも暗譜で演奏することが多い。これは歌詞があることで楽譜を暗記する手助けとなっているからである」とある。
 これは、私の実感と離れている。暗譜で最後にてこずるのはメロディーよりも歌詞だ。
 今回でも合宿などの練習の段階では、スワンで、「ハミング」から「オ」そして「ア」への切り替えが不安定であった。男声フェストの指揮で武藤さんは、一小節ほど前に大きく口の形を変えて次は「オ」である等の指示したのだった。我々は安心して発音できた。

 他のパ−トを良く聞いたと言うこともあった。オンブラマイフの出だしで、トップは「オーンブラ」の「ブラ」のタイミングは、セカンドの「オーン」の「ン」と下がった事を合図に「ブラ」と発音する。随分長く感じたが、神の目配せを待つように待って出て、ピッタリだった。
 いつも挫折している「暗譜」を、男声合唱フェストではやろうと決意し、団員の努力を信頼した武藤さん尾上さん石川さんの「賭け」は成功した。私たち団員は、その信頼に応えた。
 若い人のマネは出来ないにしても、私も、チャレンジ精神を持ち続けたい。

中村真理先生のブログから
2009年11月24日 築地・銀座をウロウロと

第9回東京男声合唱フェスティバルが浜離宮ホールで行われました。
伴奏していたダンディーズさんもホールの音響を楽しみながら、素晴らしい歌声で2曲を歌いあげました_

夜には徒歩圏内の鹿乃子さんでの演奏があったため、演奏後はしばし鑑賞タイム!

聴いて正解◎

比較的年齢層の高い団体が多く、これまで抱く男声合唱のイメージ通りのものは多かったのですが、今回初めて若者達の声を耳にする事ができました。

中でも古典的なスタイルで素晴らしい男声合唱の真髄であるハモりを聞かせてくれた「獅子16」、新しいスタイルでハモりつつも全員が主役となった「Belle Equipe」の2団体が印象的でした。

特に素晴らしいホールの響きも味方にし、完全に聴衆を彼らの世界へとひきつけたBelle Equipeの舞台構成、指揮者の合図で全員が機敏に動く姿など、見ていて気持ちの良いものでありました_

旧き良き伝統を継承する力、新しい世界を築く力、若者の可能性に心踊る時間でしたo(^-^)o



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