12月20日の忘年会に引き続き、1月17日の新年会。
こうみるとダンディーズは年がら年中飲み会をやっているようですが、さにあらず。
皆で飲むのは、年末年始と大きなステージを終えた時の打ち上げくらいです。
今年の新年会の特徴は、二つ。
20人が10人づつの二テーブルに分かれたから、いきなり、テーブルごとの2チームで合唱を歌いあい競い合ったこと。ランダムに座ったものですから、パートのバランスもまちまちでしたし、臨時の指揮者だったりしましたが、それなりの合唱になりました。
もう一つは、漢詩の勉強会をした、という事でした。いつもはあまり喋らないメンバーが、どうしたことか漢詩を20人分コピーしてきて、
「これぞ、わしの心境そのもの」
と解説しながら読み上げたのでした。彼は、最後の4行が特に気に入っていると言っておりました。その部分のみご紹介します。
雑 詩 陶 淵 明
前略
盛年不重来 盛年、重ねて来たらず、
一日難再晨 一日 再び晨なり難し
及時當勉勵 時に及んで当に勉励すべし
歳月不待人 歳月は人を待たず。
解説(配布されたコピーによる)
若い時は二度とやってこないし、一日に二度目の朝はない。楽しめるときには、せいぜい楽しもう。時というものは人を待ってくれないぞ。
配布し読み上げられた漢詩の最後の4行と解説は上記のとおりです。
どうしたことか、説明には、漢詩の3行目が削除されているように思われます。
3行目が入るとこの漢詩の意味合いがちょっと違ってくるようにも思われます。
ともあれ、珍しく漢詩を鑑賞させて頂いたことで、「飲んでばかり」という引け目を大いに緩和して頂き、アカデミーな雰囲気に浸ることができたことは間違いありませんでした。
ダンディーズは、この漢詩にならって、今年も、時には勉励するけれど、楽しめる時には大いに楽しむぞ!
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