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男声合唱団ダンディーズ
女声合唱団コール・ソレイユ&男声合唱団ダンデイーズ、ジョイント七夕コンサート  於清瀬けやきホール 7月7日(土)

去る7月7日、清瀬のけやきホールに於いて、女声合唱団コール・ソレイユとの合同演奏会、七夕コンサートが開催されました。各団、それぞれ2つのステージを受け持ち、合同演奏の2曲も加え、それぞれの持ち味を発揮した楽しい演奏会でした。当日は、生憎と梅雨前線が活発になり雨模様のお天気でしたが、満員に近いお客さまのご来場をいただき、ご期待に沿える演奏ができたものと団員一同、自負しております。

ダンデイーズの演奏曲目は下記の通りでした。
1.「日本の笛」から
 1)祭りもどり、2)かじめとたんぽぽ、3)親舟子舟、4)あの子この子
 5)びいでびいで、6)追分、7)夏の宵月、8)山は雪かよ、9)ちびつぐみ
2.武蔵野の雨
3.フィンランデイア
4.梢
5.夜の歌
6.Stand Alone
7.いちご白書をもう一度
8.旅立ちの日
 ※赤色で下線を付した曲は、YouTubeでお聴きいただけます。

 

団員及び外部の方々からの感想をいただきましたので、以下に掲載いたしました。


多くの収穫あり!

指揮者 武藤 茂 


 このような、またとない機会を提供していただいた井上先生に感謝!ジョイントの良さは、違いを受け容れ、それぞれの演奏に生かすことだと理解している。

 私自身は、井上先生の指揮法に学ぶことが多かった。先生のやり方は、細かいことに固執せず、とにかく伸び伸びと歌わせ、その中から曲の良さを引き出すことを重視されている。私は現在、とあるオーケストラ指揮者に師事し指揮法を再勉強中だが、その時に言われることはとにかく、拍の打点を見やすく、安定した図形で振ること、そして、オーケストラでも合唱でも同様に、人間を相手にしていることを常に念頭に置くこと。の二点である。
私のアプローチは、分析的に曲を捉え、まず音程、和音、リズムなどの形を整えて、しかる後に、表現や感情移入を行っていくスタイルであり、井上先生のスタイルとは異なるものだ。この過程の中に、いかに井上先生のように自主性、のびやかさを入れていくか、それが課題だと感じた。

 日本の笛は、あるレベルまでは到達したと思うが、細かいニュアンス、や遊びが足りない、今後暗譜を目指す中でさらに練り上げたい。
また、伴奏に太鼓とフルートを入れたことは成功だった、とくに片爪さんの音色は低音から高音までまことに綺麗だった。
中村先生 コーディネイトありがとう、次回の定演にも、日本の笛ともうひとつ別の曲で共演をお願いしたい。
2ステは、歌いこんでいるため余裕のある演奏になったと思う。聴衆の反応からして、重厚な響きを持つ曲が比較的好評であった
さらなる団員の増加が出来ればもっと音の厚みが増すだろう。

 多くの収穫が得られた演奏会だった。



キレとコクがあったね!

代表・トップ・テナー 石川頴男 


 過去に女声合唱からの依頼でコンサートへの賛助出演というのはありましたが、チケットさばきに始まる運営・進行,ステージ演奏時間等々全て5分5分というコンサートは初めての経験でした。いかになることやらと不安いっぱいでしたが,ダンディーズの各スタッフ諸兄の経験,力量がいかんなく発揮され無事エンディングを迎えることが出来ました。

 会場がお隣り清瀬市のけやきホールということでアクセスの便が心配され,なおかつ朝からの雨模様が相まってお客の出足が不安でしたが,いざふたを開けてみると500人キャパの客席はほぼ満席状態で両団員ともに気持ちの良いスタートをきることが出来ました。

 ダンディーズの演奏内容は一応及第点をもらえたものと思います。
ここで力説したいのは団員全員の集中心と纏まろうとする精神力だと思います。
男声合唱曲の名曲で数ある合唱団もしり込みをしている難曲“組曲「日本の笛」”に果敢に挑戦し,力量あるフルーティスト,和太鼓の力こもった応援を得て歌いきりました。武藤指揮者のリードに歯を食いしばりながらもついていった皆さんのチャレンジ精神に深く敬意を捧げます。私の高校時代からの親友で耳の肥えたジャズの歌い手が習志野から来てくれましたが,彼は次のような感想を聞かせてくれました。“今日のダンディーズの演奏にはキレとコクがあったね。キレ…すなわちメリハリ コク…いわゆる味わい深さ,どこかのビールの宣伝ではないけど良かったよ“とのことでした。また,愛唱歌のほうは歌いなれていると見えて楽しんで聴かせてもらったよ,今度は男声合唱だけをじっくり聴きたいもんだねと喜んでくれたのが嬉しかったです。



良いコンサートだったそうです

ベース 倉島 彰 


 みなさん、お疲れ様でした。
 久しぶりに聴きに来たカミサンから「良いコンサートだった」とお褒めの言葉が有りました(アハハ)。
 会場でも知人たちから賞賛の声が有りました。男声は迫力があったが、女声はきれいに流しているだけだったという声もありました。
 フルートと太鼓も大変に好評でした。
 カミサンの近くのご婦人が「指揮者がすてきだわね」と会話していたそうです。武藤さん、ご苦労様でした。
 ピアノが華やかな音色だったという声も聞こえたそうです。中村先生、有難う。
 ジョイントだったので、次から次へとステージに出ねばならない単独演奏会とは違って、気分的にユッタリ出来たことも、好結果の要因だった気がします。


KKメンネルの団員の方からです>

  


・七夕コンサートの一曲目合同演奏で、ソレイユとダンディーズの発声が全く違うのにビックリしました。
 ソレイユは普通の話言葉でいわゆる「カラオケ」でダンディーズはしっかりした合唱の発声でその対比が面白かったのと、今後のステージを予感させられました。 
・2ステージ「日本の笛」は、フルートの印象が強くて(いい音でした)ちょっと男声合唱のイメージが食われてしまった感があります。和太鼓は自然でやかましすぎず良かったです。男声合唱らしい和音の響きが印象的でした。
 ・3ステージのソレイユは、ヴァオリンがうますぎでした。ピアニストがピアノの蓋を全開で合唱を邪魔せずに引いているのが凄いと、下村先生はピアニストを絶賛していて、丁度スターバックス前を通りかかったピアニストに「良かった!」サインを送っていました。
・5ステージのダンディーズは、正にダンディーズの真骨頂といった感じで「いちご白書をもうい一度」は下村先生も私も入れ込んで聞きほれてしまいました。下村先生曰く「全体的におしゃれ(ダンディー)がにじみ出ている」とのこと、私はダンディーズの歌を聴いていると「いつも楽しくなって来る」ので好きです。曲を大事に歌おうという気持ちが見え、人生を知り尽くしたおじさん達が心を込めて歌うことでにじみ出るおしゃれな味わいがダンディーズの味ですね。(ほめすぎ?) 
・6ステージのソレイユは、カラオケの真骨頂で、本人達は楽しんでいると思います。下村先生は「枯葉のフランス語歌詞を暗譜で歌ったのがすごい!」と言っていました。これまた、ヴァイオリンがうまかったのですが選曲があまりに演歌すぎて暗〜かったです。「精霊流し」「百万本のバラ」を聞ていると落ち込んでしまいそう。 ソレイユさんにはかなり辛口になってしまいましたが、発声の時点で方向が違っていると思いました。


<雨宮氏の奥様のお知り合いの方からです>

  


 本日は、七夕コンサートにお招きいただきましてありがとうございました。
事前に席まで用意していただき、ご連絡をいただいたり、と何かとお気を使わせ
て申し訳ありませんでした。出がけに家内に声をかけたところ、行きたいと申し
ますので、同行しましたが、大変満足の様子でした。
ダンディーズのステージの素晴らしさは云うまでもありませんが、今回はとく
にフルートや太鼓が効果的に登場して、男声合唱のハーモニーを更にひき立てて
いた感じがしました。 コール・ソレイユとのコラボレーションも、七夕の日に
ふさわしい楽しい企画で、客席ともども華やいだ雰囲気が印象的でした。
 レベルが違いますが、合唱を学ぶひとりとして、本日のコンサートは大変勉強
になりました。秋の西武沿線の交歓演奏会も楽しみにしております。 本日はありがとうございました。


<飛び切り辛口の感想をご紹介します>

  


 ダンディーズは2部からしか聴いていないのですが・・・ここでは、褒めるのではなく辛口のみで。

 譜面を持つなら全員持って欲しい。一人だけがお持ちでないのは、逆にそこに目が行ってしまいます。持つ角度も、ベテランのグループなら徹底させた方がよりきれいです。
 伴奏が入った曲については、もっとリズムを縦に刻んで欲しい。ピアノの切れ味のいいリズムに乗りきれていなかった。
 「stand 〜」はセカンドテナーが弱く、メロディーが浮き立たず残念でした。
 「たなばたさま」はいいアイデアでしたが、ソレイユも何人か降りて、ダンディーズも何人かステージに上がると「ジョイント感」がでたように思います。
 アンケートがありませんでしたね。
 プログラムの表紙が歪んで印刷されていました。チラシが素敵だっただけに「?」でした。

以上、辛口で書きました。くれぐれも実名はお許し下さいませ。(笑い) 



<団員のご家族などからです>

  


○新生ダンディーズ!団員が増え厚みが増したという実感。
○団として一時期、先細りの感じで危惧していたが、ここまで挽回! 感動!
○「日本の笛」はダンディーズ新境地の様。
○しかし、短い曲だけに消化不良?の感。ステージとして何か一工夫ほしい気がした。
○フルート、太鼓が入り曲をしめていた。
○中村先生には余裕を感じた。
○「日本の笛」以外で印象的だった曲は「フィンランディア」「旅立ちの日に」・・
○ソレイユ、全曲暗譜!素晴らしい! 明るく楽しそう。
○ソレイユはパートに中心になる人がいない感じ。
○最後の「七夕」、ダンディーズメンバーが通路に立ったことは、逆効果。ステージが見えない。
○ステージ構成。ソレイユとダンディーズ、逆にした方が良かったのでは・・。
○ホール内で感じたこと、客席の両サイド(壁側)に通路が無い! 危険を感じた。
○ホールから駅への道路。帰路に着く人のマナーが悪い。道いっぱい広がり溢れていた。車のク ラクションが鳴りっぱなし。





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