■キレとコクがあったね!
過去に女声合唱からの依頼でコンサートへの賛助出演というのはありましたが、チケットさばきに始まる運営・進行,ステージ演奏時間等々全て5分5分というコンサートは初めての経験でした。いかになることやらと不安いっぱいでしたが,ダンディーズの各スタッフ諸兄の経験,力量がいかんなく発揮され無事エンディングを迎えることが出来ました。
会場がお隣り清瀬市のけやきホールということでアクセスの便が心配され,なおかつ朝からの雨模様が相まってお客の出足が不安でしたが,いざふたを開けてみると500人キャパの客席はほぼ満席状態で両団員ともに気持ちの良いスタートをきることが出来ました。
ダンディーズの演奏内容は一応及第点をもらえたものと思います。
ここで力説したいのは団員全員の集中心と纏まろうとする精神力だと思います。
男声合唱曲の名曲で数ある合唱団もしり込みをしている難曲“組曲「日本の笛」”に果敢に挑戦し,力量あるフルーティスト,和太鼓の力こもった応援を得て歌いきりました。武藤指揮者のリードに歯を食いしばりながらもついていった皆さんのチャレンジ精神に深く敬意を捧げます。私の高校時代からの親友で耳の肥えたジャズの歌い手が習志野から来てくれましたが,彼は次のような感想を聞かせてくれました。“今日のダンディーズの演奏にはキレとコクがあったね。キレ…すなわちメリハリ コク…いわゆる味わい深さ,どこかのビールの宣伝ではないけど良かったよ“とのことでした。また,愛唱歌のほうは歌いなれていると見えて楽しんで聴かせてもらったよ,今度は男声合唱だけをじっくり聴きたいもんだねと喜んでくれたのが嬉しかったです。
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